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2024/08/04 20:27
障害のある方が自分らしく、地域生活を送るために必要な社会資源を活用し、時に型破りな発想をもって社会資源を開発し、一人一人の背景に寄り添い、どんな障害があったとしても社会の一員として存在が認められ、生きぬくことのできる社会を共に再構築していきます。 ここで言う自分らしくとは、障害者は慎ましく、家族に迷惑をかけないようにという他者や社会の視点をご利用者が引き受けずに、ご自身のありのままを表出することを指します。 秋葉原に行ってアニメやフィギュアのショップをじっくり見て周りたい、アイドルの握手会に行ってみたい。他にも友人と飲みに行きたい、一人暮らしをしてみたい。 体験していない事へのハードルは非常に高く感じると思います。しかし、皆さんがやりたいと思うほとんどの事は、当事者が実現し、既に日常生活の一部となっています。一歩踏み出す事ができれば、私たちは伴走する事ができます。 そのためにも周りからの視点ではなく、ご自身の視点を表出しやすい環境を作って行きたいと考えております。 地域生活とは、住みたいと思った地域での生活の事です。 他者によって選択された場所では無く、自身が選択した場所です。日本国憲法にも居住・移転の自由が明記してあります。 家族と住みたいというのであれば、家族と住むことができ、一人暮らしがしたいというのであれば制度を利用し、一人暮らしが可能です。 ご家族や支援者へ様々な情報を提供しつつ、実現できるようサポートします。 社会資源の開発とは、既存の社会では、当事者のお困りごとを解決できないことがあります。当事者を社会から切り離し、当事者不在の状態で社会が構築されてきました。当事者の社会参加を進めるには、これまでとは違う型破りな手法が必要だと考えています。 これまで障害を理由に、危険や失敗を冒す行為を未然に取り除かれ、挑戦せずに諦めるという経験をした方は多いのではないでしょうか。障害があっても社会のサポートがあれば誰でも仕事ができるという考えに立ち、挑戦できる環境を整え、挫折や諦めを自分自身で決定することを「経験」とし、次の挑戦に向かえる社会を望みます。